「何だよ」
「あ、いえ…疲れて…ますよね。当たり前ですよねぇ」
「おーともよ。捜査すればする程訳がわからなくなって行くんだ。
この事件に関わったヤツらは皆ロクに寝てねえ」
「そうですよね、ハハハ…」


「いつだってどこだって刑事なんてそんなもんだろ…。朝クマひとつ作らずに爽やかに
出て来るデカなんて俺の記憶じゃかつてのお前くらいしかいねェよ」
「ははは、そうですね…僕アそういう刑事でした」


「崎さんにはかなわないナァ〜」
「……」


「おい」
「えっ」


「わっ!!」
「……」


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