ほのぼのまんがのようなもの。
「疲れた……」
「三晩張り込んでやっと現場を押さえたと思ったら3股目の女が出て来て血で血を洗う修羅場になって
逃げる間もなく巻き込まれて逆上した旦那に飛びかかられて興奮してる二人の女にやつあたりされて
フィルムもとられてほうほうの呈でとんずらしてきた探偵見習いの気持ちなんて」
「あの人には一生わからないだろーナァ…。は…はは…」
「ああ…ぜんぶやりなおしか…カミさんが怒鳴り込んでくるのが先かな…」
「ん」
「………」
「え。え、ええっ!?」
「榎木津さん!」
「ちょ…ちょっと、どうしたんですか!!」